トーキョーライムのブログ🗼

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日記:一人称とカッコよさ

2月12日 夜

今日はだめでした。だめだったらこれ以上だめになっちゃっても大丈夫なので、グラスをからからと鳴らしながらお酒を飲んでいます。

2、3週間前に開けた炭酸水なのでシュワシュワが弱い。たくさんシュワシュワしてる方が酔いやすいのに。おれを酔いと解放の世界へ誘ってくれ。

一人称が定まらない。多分、2年くらいずっと。

トーキョーライムとかいう外向けの顔、または借りてきた猫のような、電話に出た時の声がワントーン上がる母親のような、そんなアカウントでは大人しく行儀よく「私」と称している。

が、それはあくまで誰かにディスられないようにする為の策であって、本当はこの日記だってテキストに起こす前の殴り書きのノートには「おれ」を乱用している。それを全て「私」に直してから投稿している。

最初はノリで使っていた。なんとなく「おれ」と言ってみたら、いや、Twitterに書いてたらそれがあまりにも違和感なくこの身に浸透してしまい、以来気の知れた友人や恋人の前ではずっと「おれ」を一人称として話している。

男の子になりたいかと言われたら、半分そうで半分違う。男の子、男らしさとは私にとって「憧れ」である。私はどう頑張っても男の子にはなれない。だからこそ憧れて、男の子みたいにカッコよくなってみたいなぁと思ったりする。まぁ、以前書いた通り同性に対するトラウマも理由の一つにあったりするのだが。

でも、流石に鍵も付けていない公のアカウントで「おれ」を使用するのは気が引ける。20歳にもなって、もう中学生のような多感でブレやすい時期は過ぎたのに、立派な成人なのに「おれ」と称している女の子はどう思われるんだろうと思うと、やはり不安になってしまう。

元々18歳くらいまではずっと素が「私」で生きてきたのだ。高校時代もなんの違和感もなくスカートの制服を着ていた。だからこそ、私にとっての「『おれ』を自然に使える時期」というのは一過性のものかもしれないと思ったりする。

まぁ、こんなの私が1番気にしているだけで、他人はさほど気にしていないというのがオチだろうが。

プライベートな時間はてきとうに私でもおれでも、好きなように使って生きていこう。そうしよう。どちらかに絞らなければいけないという話でもないし。

あるフォロワーが私のことを「ライムくん」と呼んでくれている。初めてそう言われた時、かなり嬉しかった。私はTwitter上で「男性じゃなかったんですか!?」と間違えられることは多々あるので、彼女も初めは男性と認識していたかもしれないが、どちらにせよ君付けが嬉しかった。インターネットの世界の中だけでも、憧れの男の子という存在に近づけたような気がした。

本当の性別なんてどっちでもいいから、私はカッコよくありたい。自分が一番素敵だと思える格好をしたい。いつも担当してくれている美容師のお兄さんも、なんの迷いもなく刈り上げのカッコいいメンズカットにしてくれる。

あ~、おしゃれがしたくなってきた。最近人と会わなすぎてめちゃくちゃサボっているので、たまには美容院でセットしてもらった超かっこいい髪型と、お気に入りの服を着て、散歩にでも行きたい。

「おれが一番かっこよくて一番最強!!!」って思いながら、日々を過していきたいな。